元の記事 · 公開: 2026-05-18
要約
AI エージェントがウェブページの機能を安全かつ確実に呼び出せるようにするための、提案中のウェブ標準「WebMCP」。ページ側が checkout や filter_results のような「ツール」を明示的に宣言することで、エージェントによる DOM スクレイピングに頼らない操作を可能にする。Chrome 149 からオリジントライアルを実施予定。
新機能・主な変更
WebMCP の仕組み
ウェブサイトが JSON スキーマ付きの「ツール」を定義・公開し、エージェントはそれを呼び出す形でページを操作する。命令型 API(JavaScript でツールを定義)と宣言型 API(HTML フォームへのアノテーション)の 2 種類が用意される。
- 試す方法:
chrome://flags/#enable-webmcp-testingを有効化してローカル検証、または Chrome 149 からのオリジントライアルに登録- セキュリティ: オリジン分離されたドキュメントでのみ動作(
document.domain設定時は無効)。toolsPermissions Policy の既定は同一オリジンのみで、allow="tools"によりクロスオリジン iframe にも許可できる- 制限事項: ヘッドレスブラウジング向けではなく、人間がループに入るローカルワークフロー向けに設計されている。複雑な UI では JavaScript の追加・改修が必要になる場合がある
- 検証ツール: Model Context Tool Inspector 拡張機能で、登録されたツールの確認・手動呼び出し・自然言語での動作検証ができる
破壊的変更・移行手順
なし
関連
なし