元の記事 · 公開: 2026-09-16

要約

Safari 27.2 Beta は iOS 27.2・iPadOS 27.2・visionOS 27.2・macOS 27.2 の各 Beta 版、および macOS 26・macOS Sequoia 向け。新機能は overflow alignment の safe/unsafe 拡張が中心で、display: grid-lanes の flow-tolerance プロパティは fit-tolerance に改称された(flow-tolerance は非推奨のエイリアスとして残る)。Safari MCP まわりの不具合修正も含まれる。

新機能・主な変更

CSS Overflow Alignment

  • normal との組み合わせでの safe / unsafe オーバーフローアライメントと、固定配置ボックスへの safe アライメントに対応。オーバーフローしても表示範囲内に留まるようになる
  • ::picker(select) に safe アライメントを適用し、base appearance の <select> ピッカーが常に表示範囲内に収まるように
  • appearance: base-select の既定スタイルを更新(中央揃え、パディングに lh 単位を使用、::picker-icon と ::checkmark のフォントプロパティをリセット)

主な修正

  • Safari MCP の制御下でタブを作成したりスクリーンショットを撮影したりする際に、Safari が他アプリからキーボードフォーカスを奪ってしまう不具合を修正
  • readystatechange ハンドラーが新しいロードを開始すると、ウィンドウの load イベントが発火しない不具合を修正
  • コールドローンチ時に Web Extension のコンテンツ注入が大幅に遅延する不具合を修正
  • CNAME で別のドメインに向けられたホストで、トップレベルナビゲーション自身のレスポンスが設定した Cookie の有効期限が 7 日に制限されてしまう不具合を修正

破壊的変更・移行手順

flow-tolerance を fit-tolerance に名称変更

display: grid-lanes 向けの flow-tolerance プロパティが fit-tolerance に改称された。flow-tolerance は非推奨のエイリアスとして引き続き使えるが、Web Inspector が非推奨として警告するようになった。Safari 26.4 で追加されたプロパティ名からの変更のため、flow-tolerance を使っているコードは fit-tolerance への置き換えを検討する。

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